EXHIBITION

#03
Plastic OceanNovember.2021

2050年の海には、魚よりプラスチックゴミのほうが多くなるという。私たちは1週間にクレジットカード一枚分のプラスチックを食べているという。

そんな中、2020年7月。日本ではレジ袋が有料になった。
このとき、メディアや周囲の人々からはネガティブな声を多く聞いた。「何かやってる感のパフォーマンスだろ」「何の意味があんの?」「レジ袋減らしても変わらないし」「経済とのバランスが」

大いに結構じゃないかと思う。パフォーマンス、結構。上っ面、結構。なんであろうが、その議論に意味がある。意味があるのか、一瞬でも考えさせたことに意味がある。合理性や正論で論破したところで、今、目の前で透き通る海や煌く砂浜を汚している、数多のプラスチックゴミは消えないのだ。プラスチックを食べて死にゆく海鳥や魚たち、網に絡まれ動けなくなるウミガメやオットセイは助からないのだ。

レジ袋の有料化でもそれを変えられないのなら、どうすれば変えられるのだろうか? パフォーマンスがそれを考えさせてくれるのならば、それほど意味のあるパフォーマンスはないだろう。意味など自分たちで作れるのだ。

#03では海洋汚染をコンセプトに掲げた”Plastic Ocean”に、海を挟んで日本、香港、台湾からのアーティスト、鷲尾友公・松原光・Don Mak (Hong Kong)・Chou Yi (Taiwan)の4名が参加する。

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